山ぶどうかごを買う前に抑えておくべきお手入れ方法

山ぶどうかごを買ってから後悔しないために、お手入れ方法について書いてみます。

え? と思われるでしょうね・・・

それ買ってからの話だよね。ほとんどの方は当然そう思いますよね。
これから書くのは、山ぶどうを買ったら真っ先にやる、かもしれない事についてです。
真っ先にやってしまうので、まず先に知っておいてほしいことなので、
「山ぶどうかごを買う前に」なのです。

その理由は、それをやってしまうと、取り返しが付かない(少し大げさですが)、
元に戻せないということです。

だいぶ引っ張りましたが、蝋や油脂類をベッタリ塗る事と過度なブラシがけです。
全く知らない方はなんのことだかわからないと思いますので、簡単に説明しますね。

山ぶどうかごは、買ったばかりの頃は本当に素朴な木の皮を編んだだけの割と地味な
外見です。まあ、これはこれで良いのですが、やはり魅力は色艶が出た状態ですので、
少しでも早く色艶を出したいのが人情です。だから、ちょっと近道して結果を求めてしまう、
そして一生懸命やり過ぎてしまう、買う前にお手入れセットを準備する方もいるほどです。

実際に蝋(ロウ)と棕櫚(しゅろ)のブラシが売られてます。
断っておきますが、他の方の商売を邪魔するつもりはありませんし、こうしたお手入れ
そのものを否定するものでもありません。

つまり言いたいことは次の通りです。

まず蝋(ロウ)からです。確かに蜜蝋や木蝋を塗ると黒く色艶が出ます。
やってみるとわかるのですが、山ぶどうかごをよく見ると、編まれているために
塗りにくいところがたくさんあるので、その部分はあまり色艶が出ません。
ということは、ムラになって不自然な感じになってしまいやすいのです。
もちろん根気よく、細かいところは道具などを使ったりすれば・・・
うーん、あまりいいイメージがわきません。
実際に不自然な育ち方をした山ぶどうかごを持った方がギャラリーにお越しの際、
お話しを伺ったら、「塗ってしまった」と後悔しておられました。
このときの事が頭から離れません。

そして最後にブラシです。これはつや出しにおいてはとても効率がいいので
実践している方もたくさんいらっしゃると思います。
実際、手でなでるよりも何倍も早く艶が出ます。
ただし、問題はここからです、歯ブラシを思い出して下さい。
歯ブラシが当たる部分や、力が入りやすいところなどが偏ったりしてしまいませんか?
これと同じ事が起こりやすいのです。結果が出やすい分ついついやり過ぎてしまう、
いかにもありそうですね。そうすると、削りすぎた場所は色が出る成分(ポリフェノール)
が少なくなり、その部分だけ色ののりが悪く結局不自然なムラになる可能性が高いのです。

なので当サイトと私のお店ではおすすめしていないのです。

でも・・・

え?
ここまで見ても「最初から最後まで手でなでるだけというのは大変だし、手が荒れる
のはやだなー」

確かにお気持ちは分かりますし、実際自分でやるとしたら大変だと思います。
なので、もし使うときは、最初だけ、しかも最小限にとどめ、あとはひたすら
「手」でなで回す(笑)のがいいかと。
もちろん上記のリスクを頭に入れながらですけどね。

では次回はなで回し方を考えてみます。
(でもなんか自分で書いてて笑ってしまいました。「なで回す」て・・・)

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