山ぶどうかごはなぜこれほど高価なのか、以前より価格が上がっているのはなぜか

山ぶどうかごってとてもお高いですよね!
国産の蔓を使ったものだと安くて5万円、今まで実際に見た一番高いかごは、
なんと!まさかの40万円!!の花編みの山ぶどうかごです。

今回は国産の山ぶどうかごがなぜ高価なのか、なぜ価格が上がっていったのかについて
に絞って考えてみたいと思います。

まず第1に市場の原理として需要に対して供給が極端に少ないものは価格が高くなるということ、
そしてNHKの番組(これが何回も再放送したのです)などでプチブームのような状態になり、
さらに拍車が掛かってしまいます。

当時の初回放送の翌朝のことは今でも覚えています。
朝の7時半ころから電話が鳴り始め、予約の嵐です。このような状態が暫く続き、
落ち着いてきた頃にまた再放送があっての繰り返しで、ほとんどの方がその番組を見て
ネットで探してという事だったようです。もちろん以前から愛好していた方も
いらっしゃいましたが。

第2に材料採取が異常に大変なことがあげられます。山菜採りとは次元が違うほどの
深い山中に分け入らなければならないのです。しかし近年の乱獲によりさらに奥へ
入らなければならなくなったと言います。例年採取していた場所が全滅していた事例も。
道など全くなく熊やスズメバチ、ヒルなどとの遭遇も採取を困難にします。

これらが需要があるにもかかわらず、作り手が減少する理由でもあります。
第3の理由です。後継者がほとんど現れません。
職人さんが高齢化し、引退していくので、知識や技術の継承が行われないのです。

それなら後継者を育てれば良いじゃないかと思われるでしょうが、山に入る最初のステージで
ほぼすべて脱落するでしょう。また、職人さんの数が少なすぎるため、出会うことすら困難です。
そして現実問題、教える側には全くメリットがなく、その時間と材料があれば自分で作った方が
よっぽどましです。教わる側が一体いくら支払えるでしょうか。これは個人レベルでは解決できない
問題なのです。行政はこの状況を把握していないか重視していないので、改善は難しいでしょう。

すこし話しが重くなりましたが、これが現実であり山ぶどうかごがお高い理由です。

最後の理由は供給が少ないため、業者間で商品の取り合いになり価格がつり上がっていきます。

そして知れば知るほど少しでも職人さんの苦労に報いたいと思うから。

綺麗にまとまったのでここまでにします。

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